6月24日、その日も日差しが照りつける中チラシをポスティングしていました。
一軒一軒回っていると小道が見えてきました。私はくまなくチラシをポストに投函したいので、人が通れるか通れないかくらいの小道も歩いていきます。こんなところにも戸建てがあるのかと毎回新しい発見があります。
ポスティングを続けていると、突然バイクのエンジン音が聞こえました。正面をみるとバイクで小道を走り抜ける金髪の女性が。
その女性はポストに新聞を手早く投函しています。そしてバイクを自在に操りながら私の真横を通りすぎていきました。
私が小道を抜け一方通行の道にでると、次は後ろからバイクの音。その次は私の前に止まりポストに新聞を投函。私が真っ直ぐ進むと次は左からバイクの音。次は右からバイク音の音。
新聞をどんどん投函していきます。
次々に聞こえるバイクの音が耳から離れずその姿がなぜか残像に残ります。無駄な動きがなく縦横無尽に動き回る姿はとても合理的に見えました。
私もその動きを見習って今一度ポスティングルートを見直し、無駄の無い動きをするべきだと気付かされる出来事でした。